ケニアに赤い布とボルト 山田彊一 1990年代の作品より

ケニアに赤い布とボルト
'97にパフォーマンス作品で受賞

ケニアに赤い布とボルト
写真右:「大阪トリエンナーレ展」 '97 特別賞受賞 <ケニアに赤い布とボルト> 

 1996 年、ケニアの画家たちに無償で配るべく、日本で寄進されたコンテナいっぱいの絵の具を持って単身首都のナイロビに飛ぶ。ついでに持参した僕のボルトが刷られた10メートルの赤布でパァフオーマンスを行う。8人の黒人が茅葺き小屋の前に集合する。

①「赤布をひろげなさい」の僕の号令で、皆がひろげる。強烈な色とボルトの映像に「ウオー!」の歓声が 上がる。
②「穴をあけて首をつつ込みなさい」の号令で、首をつつ込むと8個の黒い頭をもった大蛇が出現する。
 大阪トリエンナーレ展会場に展示した作品はこれをマネキンで表現したもの。
③「それぞれ切り裂いてドレスにしなさい」の号令で、大きな大蛇が8匹に分裂。黒人たちは大喜びで飛び 回る。
最後には全員がそれを羽織って、それぞれの部落に帰って行った。
 僕はアートに関心を持ち始めたこの国の若者たちに「芸術とは何だ」ということを行動を通して教えたかった。これも一つの大きなアート行為だと思う。だからこそ世界中から美術作家が応募した国際展の中で賞をもらえたのではと感じている。
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プロフィール

絵描きの山彊

Author:絵描きの山彊
山田彊一プロフィール
1964「ニューヨーク,日本人アーティスト14人展(最年少で選抜される。脇田和氏らと) 
1967 第6回シェル美術展(佳作賞)
1981 第3回中日美術展(大賞)
1982 第4回エンバ美術賞展(優秀賞)
1983 第5回宇部絵画トリエンナーレ展(優秀賞)
1984 第5回大阪現代版画コンクール展(優秀賞)
1985 第1回和歌山版画ビエンナーレ展(大賞)
1986 第2回IBM絵画コンクール(大賞)
1989 第11回エンバ美術賞展(準大賞)
1995 第1回中国・北京現代展(優秀賞)
1997 第8回大阪トリエンナーレ展(特別賞)
<著書>
『そして地獄・そして芸術』(ギャラリー安里)
『中学が爆発する』(風媒社)
『きしめん紳士が行く』(風媒社)
『ナゴ・ナラ』(アドア出版)
『おもしろ老後生活術』(黎明書房)
『ピカソはやっぱり名古屋人』(アドア出版)
『僕らにできる教育革命』(アドア出版)
『名古屋力 アート編』(ワイズ出版)  
『名古屋力 妖怪篇』(ワイズ出版) 
『妖怪インニューヨーク』(ワイズ出版)等                   

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