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ボクとおやじのアートde お盆ナイト

ボクとおやじのアートde お盆ナイト

―山田彊一による紹介―
(小出ナオキと父、仲間たち展)
旧自宅を開放しての美術展


アートdeお盆ナイトパンフ表 同 裏

場所:西春日井郡豊山町豊場大門1・・200坪の旧小出家
期間:8月13日(月)~15日(水)  12時より

参加作家:小出ナオキ(主催者)+父
       三杉レンジ、中谷日出子、泉啓司、山内康嗣、鈴木詩織。かねこまき
       Anzutann, 山田彊一(特別参加)
お茶代(入場含む):500円(13日バーベキュー参加2000円)
  無料にしようとしましたが名古屋人は必ず手土産を持って民家へは訪れる。だからお茶代として少しいただいた方が皆さん気 にせず来ていただけるという思いです。
協力:ボンチャン会


主旨
 東京等全国で活躍する若い美術家たちの名古屋展。
今の日本の現代美術が活気があり面白いかどうかの尺度は、彼ら若い美術家の活躍にかかっている。もし面白ければ、彼らのやる気の賜物だろうし、つまらなければ彼らのやる気なさを表わすものとなるだろう。そんな尺度で美術展を見てみると面白い。まあ名古屋では珍しい美術展だ。

 この美術展は脳溢血で倒れたナオキ君のお父さんのせめてお盆ぐらいは千葉の老人ホームでなく名古屋の我が家で過ごしたいという要求から始まったとか。お父さんは元校長でこの地の教育に貢献した。美術も大好きで息子のナオキ君の展覧会には常に出掛け、息子の代わりに解説をしていたほどだ。そこでナオキ君は父も喜ぶだろうと空き家になっている実家を美術館にしようと思い付いたわけだ。お盆であるため檀家の和尚に相談したら「私も何かで参加できたら嬉しい」となった。小出君のこの地での美術展は初めてで父親の大学時代の同級生で恋のライバル?であった僕に相談に来て、話しているうちに僕も乗せられてしまったというわけだ。大学時代は文学好きの元松原名古屋市長の奥さんだった美女に憧れた二人。卒業後、彼は教育に専念し僕はアートの世界へ。数年前名古屋市美術館で奈良美智に感化された小出ナオキの作品に遭遇。その前でにこにこ笑い作品の解説をしていたのが友達だったナオキ君の父だ。そんなこともありナオキ君のアイデアで、今回の美術展を開くことになった。
 ナオキ君は車いす生活となった父親にもう一度作品解説をやらせ元気づけようと、自分にできる親孝行をと考え、この形の展覧会となった。親子関係が希薄となった今の社会ではホットなニュースだと僕は思うし、東京の若い連中の作品も見られ喜んで参加することにした。
 僕も会期中は毎日ここに詰めている。よかったらぜひいらしてください。


写真下:山田彊一の出品作 台北でも展示した閻魔大王の赤いチンチン
閻魔大王の赤いチンチン

小出ナオキ君の紹介

 数年前名古屋市美術館で開かれた「高橋コレクション」展を見に行った。入ってすぐのところに家族をテーマにした彫刻作品があった。他の作品と比べてもそれはダントツに輝いていた。そしてその作品の横でにこにこ笑いながら作品の説明をしている人がいた。何と僕の大学時代の友人の小出君だ。「何故ここで説明しているの?」と驚く僕に、「これは息子の作品だ。息子は現代美術をやっている」との答。こうして僕は小出ナオキ君と知り合った。  

 3年前「父が脳溢血で倒れた」とナオキ君から連絡が入り、僕はもうだめかもと思いお見舞いに駆けつけたことがあった。だが運良く助かり、今は車いすで千葉の老人ホームで暮らしているそうだ。「父はいつも僕のアートを支え続けてくれた」とナオキ君は言っている。
 そんな父親のためにナオキ君は美術展を開きたいと考えている。父の希望もあり、今回はお盆に、生まれ故郷の豊山町の元自宅に帰り、彼やその仲間たちの展覧会をやろうということに決めた。これは父が亡くなるまで檀家寺であるお寺の和尚まで巻き込んでやろうと思っているとか。

 彼は千種高校を出た後、東京造形大学へ行く。その間、奈良美智の指導も受け、現在はあの小山登美夫ギャラリーで作品発表をして、村上隆コレクションにも入っている。大学以降ずっと関東に暮らして名古屋のことは全然分らないので色々教えてほしいと僕に相談してきたので彼に代わってこの文を書いている次第である。

小山登美夫ギャラリー展示作品
小出ナオキ作品1 
名古屋市美術館「高橋コレクション」展示作品
小出ナオキ作品2
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プロフィール

絵描きの山彊

Author:絵描きの山彊
山田彊一プロフィール
1964「ニューヨーク,日本人アーティスト14人展(最年少で選抜される。脇田和氏らと) 
1967 第6回シェル美術展(佳作賞)
1981 第3回中日美術展(大賞)
1982 第4回エンバ美術賞展(優秀賞)
1983 第5回宇部絵画トリエンナーレ展(優秀賞)
1984 第5回大阪現代版画コンクール展(優秀賞)
1985 第1回和歌山版画ビエンナーレ展(大賞)
1986 第2回IBM絵画コンクール(大賞)
1989 第11回エンバ美術賞展(準大賞)
1995 第1回中国・北京現代展(優秀賞)
1997 第8回大阪トリエンナーレ展(特別賞)
<著書>
『そして地獄・そして芸術』(ギャラリー安里)
『中学が爆発する』(風媒社)
『きしめん紳士が行く』(風媒社)
『ナゴ・ナラ』(アドア出版)
『おもしろ老後生活術』(黎明書房)
『ピカソはやっぱり名古屋人』(アドア出版)
『僕らにできる教育革命』(アドア出版)
『名古屋力 アート編』(ワイズ出版)  
『名古屋力 妖怪篇』(ワイズ出版) 
『妖怪インニューヨーク』(ワイズ出版)等                   

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