インドネシアのバリへ妖怪に会いに行きませんか

インドネシアのバリへ妖怪に会いに行きませんか

 今年5月に開催したサンクトペテルブルグでの美術展から帰ってすぐ、教え子たちが「バリ島で日本とインドネシアの芸術交流会を行うので先生、代表をやってくれませんか。仕切る人がいないんです」と言ってきた。当然僕は断った。ロシアから帰ったばかりだし、10月には2週間に及ぶソウル個展があり、11月にはチェコの日本人祭に参加して作品を出せと言われているしと、ものすごいスケジュールだ。「先生の予定が入っていない日に合わせるから、何とかして」と泣きつかれ、結局代表も引き受け9月に出かけることにした。教え子に頼まれると嫌と言えない僕の「教え子ファースト」の信条を教え子たちは知っているのだ。

 だが突然のことで参加メンバーが10人程足りない。いつも僕の企画する海外の美術展に参加してくれる教え子の多くはロシアのサンクトペテルブルク展に参加したばかりなので、海外にこんな短期間に続けては出掛けられないし、これ以上留守にして家族に迷惑をかけられない、ということで参加は無理だ。


バリ募集案内

 というわけで今回のこのブログは芸術交流会を兼ねたバリ旅行のお誘いです。このブログをご覧になった方で上記の芸術交流会に興味があって行ってみたいと思われた方はぜひご参加ください。男性の方で僕と相部屋でよければ、宿泊費が半額になるし、僕も助かります。写真では読みにくいかもしれませんので下に重要な点を書いておきます。

日時:9月20日〜9月24日(現地3泊5日間)
費用:178,000円(運賃と宿泊代、参加費用)
主催:愛知芸術文化協会
申し込み:日通旅行(株)/受託販売:(株)エヌ・ティ・エス(052-231-7576)
担当:篠田さん
※出品作品の大きさやスタイルは自由です。勿論観光だけでもよろしいです。


 さていろいろ経緯を述べたが、だからと言ってバリへの旅行は、いやいや行くわけではない。僕はこれまで数回バリを訪れたがとても楽しいところだ。

写真下左:バリの家の庭先におかれた像、笛を手に持っているようなので音楽家の家かもしれない
写真下右:門前の神様の彫刻と僕

バリの家の庭先 バリの家の玄関前の妖怪像 

 町の中の家々の門の前には神様、はたまた妖怪のような絵画や彫刻、レリーフなどが飾ってありそれらを見るだけでも興味深い。バリの人々にとってこれらの‘妖怪’は家の守り神でありガードマンでもあるのだろう。でも僕の目から見るとこれらは完全な妖怪だ。

写真下左:バリの浜辺にあった小舟、舳先が妖怪の顔になっている
写真下右:街中の市場で売られている豚の丸焼き

バリの浜辺にあった小舟 豚の丸焼き

 前回のブログでも書いたが僕は2年後に妖怪の画集を出そうと思っているので、もう一度バリを訪れて‘妖怪たち’に再会し僕の妖怪画にプリミティブなイメージを加えられたらと思っている。
 僕が名古屋の妖怪を大きく油絵で描く気になったのは、アマゾンの2017年上半期全国和書販売ベスト20に僕の『名古屋力・妖怪篇』が入っていたことが一つの要因だ。何十万何百万の本が書かれ出版されている中で、これは夢のような話だ。僕の妖怪が市民権を得たのだろうか。だとすれば、『名古屋力・妖怪篇』の文の挿絵として描かれた妖怪画を本格的な油絵でより大きく描いて妖怪画集を出版すれば、よりリアルな妖怪が楽しんでもらえるのではないかとも思っている。

 ところで僕の家の応接間の壁には40個近いお面が飾ってあるが、その中の1割はこのバリで10年以上前に購入してきたものだ。
写真下
我が家にあるバリのお面1 我が家にあるバリのお面3

我が家にあるバリのお面2
 僕が病気もせず、作品を創り続けられるのはこれらの妖怪が僕を守っているからかもしれない。日本の家の玄関には邪悪な者から家を守る門かぶりの松を植える風習があるが、これもバリの玄関先にある妖怪たちと同じ役目をしているのではと思っている。



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プロフィール

絵描きの山彊

Author:絵描きの山彊
山田彊一プロフィール
1964「ニューヨーク,日本人アーティスト14人展(最年少で選抜される。脇田和氏らと) 
1967 第6回シェル美術展(佳作賞)
1981 第3回中日美術展(大賞)
1982 第4回エンバ美術賞展(優秀賞)
1983 第5回宇部絵画トリエンナーレ展(優秀賞)
1984 第5回大阪現代版画コンクール展(優秀賞)
1985 第1回和歌山版画ビエンナーレ展(大賞)
1986 第2回IBM絵画コンクール(大賞)
1989 第11回エンバ美術賞展(準大賞)
1995 第1回中国・北京現代展(優秀賞)
1997 第8回大阪トリエンナーレ展(特別賞)
<著書>
『そして地獄・そして芸術』(ギャラリー安里)
『中学が爆発する』(風媒社)
『きしめん紳士が行く』(風媒社)
『ナゴ・ナラ』(アドア出版)
『おもしろ老後生活術』(黎明書房)
『ピカソはやっぱり名古屋人』(アドア出版)
『僕らにできる教育革命』(アドア出版)
『名古屋力 アート編』(ワイズ出版)  
『名古屋力 妖怪篇』(ワイズ出版) 
『妖怪インニューヨーク』(ワイズ出版)等                   

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