僕等のロシア美術展 まもなく開催

僕等のロシア美術展 まもなく開催

場所:ロシア、サンクトペテルブルグ ロシア芸術アカデミー博物館、エカテリーナの間にて
期間:2017年5月12日〜14日(サンクトペテルブルク・日本の春フェスティバル公式参加)
協力:サンクトペテルブルク日本国総領事館

ロシア芸術アカデミー博物館
 サンクトペテルブルグのロシア芸術アカデミー博物館を会場にした僕らの美術展が今週から始まる。展覧会の会期は日本国総領事館の春フェスティバルに合わせたものだ。
写真右:ロシア芸術アカデミー博物館 250年の歴史を誇る博物館とのこと 我々の展示会場となるのは本館2階「エカテリーナの間」

 サンクトペテルブルグはピョートル大帝の命によって建設された人口の都市で1914年まで帝政ロシアの首都であった。人口が100万人を越え、北のベニスとも称せられる都市で40程の島々で出来あがっている。フランスのナポレオン軍による進撃の折に、街は焼かれたけれど占領されることはなかったので、英雄都市と呼ばれている。僕らが展覧会をする所はネヴァ川をはさんでエルミタージュ美術館の対岸にあるところだ。エルミタージュ美術館はエカテリーナ2世が1775年に建てた自身専用の美術品展示室がその起源だが、我々の展示室の名前「エカテリーナの間」が彼女と関係があるかどうかはよくわからない。
写真下左:エルミタージュ美術館内部  右:エカテリーナ2世
エルミタージュ美術館内 エカテリーナ2世

ロシア美術展ポスター
 僕等の美術展のポスター(写真右)は僕がデザインしたものだ。これは僕のニューヨークの妖怪展の作品を少し変えたもので、蝙蝠妖怪の帽子の部分が赤中心のサンクトペテルブルグの市のマークに変わっている。ご存知北斎の「神奈川沖浪裏」をベースにしたものだが、世界中で知られている北斎の作品を使うことによって、日本への親しみを感じてもらえるのではないか、また北斎をきっかけに話がはずめば、日露友好にもつながるのではないかと思っている。北斎の波と40程の島からなるサンクトペテルブルグの街とはそれぞれ水つながりで相性がいい。このポスターで日本とこの街の融和が図れたらとも考えて制作した。
 ところでポスターに記載されている出品者全員の名がロシア語のため全然分らないのは残念だが、自分の名前がロシア語になるなんて、まあほとんどあるはずがないから面白いのではないかと思う。日本人の海外旅行先としてはロシアに行く人は比較的少なく、そこで美術作品を展示する人はほとんど皆無に近いのではないだろうか。人があまりやっていないことに挑戦するのは楽しい。

 展覧会のオープニングではモダンダンスのこかチちかこさんたちがダンスのパフォーマンスをする。昨年、ニューヨークのハロウィーンパレードに真っ赤な着物の衣装で参加した女性陣と僕たちは、また九州・大宰府の巫女さんの娘である倉掛さんを中心に赤い着物を着て巫女の踊りをすることになる。僕は作務衣をはおり妖怪人形を竹竿にさして先導することになるはずだ。サンクトペテルブルグに初めての日本の妖怪の出現となる。

巫女の踊り 神の踊り
写真上:大宰府の巫女の踊り(左)と神様の踊り(左)をアレンジしたもの 台湾にて
ニューヨークのハロウイーンでの踊り
写真上:ニューヨークのハロウイーンでのパフォーマンス

 「山彊先生とその生徒さんは皆元気があって若々しい。何故ですか」とよく言われる。僕も皆さんも老後を、いや人生を納得して過ごすには常に新しいこと、面白いことをすべきだと思っている。そのためには刺激ある目標、希望をもつことだ。だから僕は今後の予定を次々と打ち立てている。
 我々のメンバーは誰も人生から、そしてその目標から逃げようとはしていない。何があっても前向きに進んでいる。絵を制作したりパフォーマンスやダンスをしたりするけれど決して時間つぶしでやっているのではない。暇で時間を持て余すから海外旅行とか、絵を描く、ダンスをするのではなく目的をもってやっているのだ。これらの行為で常に「人生とは、生きるとはどうゆうことか?」を探り続けているつもりだ。


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プロフィール

絵描きの山彊

Author:絵描きの山彊
山田彊一プロフィール
1964「ニューヨーク,日本人アーティスト14人展(最年少で選抜される。脇田和氏らと) 
1967 第6回シェル美術展(佳作賞)
1981 第3回中日美術展(大賞)
1982 第4回エンバ美術賞展(優秀賞)
1983 第5回宇部絵画トリエンナーレ展(優秀賞)
1984 第5回大阪現代版画コンクール展(優秀賞)
1985 第1回和歌山版画ビエンナーレ展(大賞)
1986 第2回IBM絵画コンクール(大賞)
1989 第11回エンバ美術賞展(準大賞)
1995 第1回中国・北京現代展(優秀賞)
1997 第8回大阪トリエンナーレ展(特別賞)
<著書>
『そして地獄・そして芸術』(ギャラリー安里)
『中学が爆発する』(風媒社)
『きしめん紳士が行く』(風媒社)
『ナゴ・ナラ』(アドア出版)
『おもしろ老後生活術』(黎明書房)
『ピカソはやっぱり名古屋人』(アドア出版)
『僕らにできる教育革命』(アドア出版)
『名古屋力 アート編』(ワイズ出版)  
『名古屋力 妖怪篇』(ワイズ出版) 
『妖怪インニューヨーク』(ワイズ出版)等                   

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