『山田彊一と愛知のアート力』展

『山田彊一と愛知のアート力』展

山田彊一と愛知のアート力展
 まもなく『山田彊一と愛知のアート力』展が開催されます。(写真右:パンフ) 今年開催される「あいちトリエンナーレ2016」の前哨戦として愛知のアートを盛り上げようと企画されました。

期日:2016年4月20日(水)~4月27日(水)
場所:長久手市文化の家 (愛知県長久手市野田農201番地) 
主催:長久手市  
協力:株式会社名古屋画廊
※4月20日10時30分から11時00分までオープニングパーティと私と名古屋画廊の中山社長によるギャラリートークがあります。
 お近くへおみえになることがありましたら、ぜひ見にお寄りください。


 この長久手の街は昨年、子供のいるお母さんが選んだ『日本で住みやすい街』の2位になっています。(1位は千葉県にある街) 2005年に愛知万博の会場となったことで、整備された美しい街で図書館も文化施設も充実し子供を育てるには恵まれた環境なのでしょう。無理な開発がなく緑が豊富なのも評価されている要因だと思います。
 長久手市は新しく伸びつつある街ですがまだ美術館がないため、市が芸術面でのさらなる振興を目指して、私やこの中部地区を代表する画家達の展覧会を主催し、文化芸術の発展を図ろうとしているのだと思います。
 
 私の出品作は今年の10月27日〜11月2日まで開くニューヨーク個展の妖怪作品3点と、その妖怪につながる作品を展示します。
 25歳から30歳までの和紙と墨を使った妖怪風の作品3点と40歳から45歳までに描いていたレザー布やウレタンをだまし絵ふうに描いた現代風作品の2点、45歳からウレタンを止め、アルミや真鍮に変えた作品の4点です。
写真下左:Push Art 手 ウレタンの作品(エンバ美術展優秀賞受賞作品)(1984)
写真下右:Push Art ドリル アルミの作品(IBM絵画コンクール展大賞作品)(1987)

Push Art 手 Push Art ドリル

ハエ作品
 また妖怪にシフトしはじめた70歳ごろの作品で、黄泉の国への使者であるハエを描いた作品の2点も展示します。
写真左:ハエ作品(2005)
 これまで皆さんにあまりお見せしたことのない作品群です。ニューヨーク個展のための妖怪作品制作は一休みして、会場にはできる限り詰めているつもりです。
 ニューヨーク個展のための作品制作で大変なのは、アメリカでは肖像権に関する法律がとても厳しく、有名人を妖怪にして描く僕の妖怪画はそれに触れる可能性があるということです。そのため幾度も描き直しているのでよけい忙しくなっています。

 『山田彊一と愛知のアート力』展で一緒に展示される画家は、昨今注目を集め、作品が何千万円位にもなったという具体の元永定正と60年代にニューヨークで活躍し歴史に残った桑山忠明、それに加え戦後の名古屋を代表する久野真、三重県の現代美術の第1人者の浅野弥衛、この地で活躍する版画家の森岡完介、長い間この地の権力を握っていたボス的存在の故彫刻家石黒鏘二、若くして亡くなった前衛彫刻家の原裕治といったメンバーが出品しています。

元永定正作品
写真上:元永定正の代表作 (1963)

桑山忠明作品
写真上:桑山忠明の代表作 (1967)

 余談ですが、長久手関連では、二期目に入った長久手市長の吉田一平さんは市民の人気者で、老人ホームや幼稚園、福祉学校を経営しています。凄いのは老人ホームの中でお年よりの癒しになるということでできた当初からヤギやウサギ等の動物を飼育していたリ、できるだけ一般の人にもホームに来て交流をしてもらうよう、喫茶設備を充実していることです。クリスマスにでもなると老人ホームのオーナーでもある現市長が入居者と一緒になって踊ったりもするのです。展覧会の帰りにでも寄ってあげてください。幼稚園や福祉学校は全て木材で作られていて、廊下に突然巨大な木が生えていたりします。自然をできるだけ残そうという考えから一部の木を残したのでそうなってしまったのです。そんな思考が長久手の地全体のコンセプトになって評判を上げているようです。


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プロフィール

絵描きの山彊

Author:絵描きの山彊
山田彊一プロフィール
1964「ニューヨーク,日本人アーティスト14人展(最年少で選抜される。脇田和氏らと) 
1967 第6回シェル美術展(佳作賞)
1981 第3回中日美術展(大賞)
1982 第4回エンバ美術賞展(優秀賞)
1983 第5回宇部絵画トリエンナーレ展(優秀賞)
1984 第5回大阪現代版画コンクール展(優秀賞)
1985 第1回和歌山版画ビエンナーレ展(大賞)
1986 第2回IBM絵画コンクール(大賞)
1989 第11回エンバ美術賞展(準大賞)
1995 第1回中国・北京現代展(優秀賞)
1997 第8回大阪トリエンナーレ展(特別賞)
<著書>
『そして地獄・そして芸術』(ギャラリー安里)
『中学が爆発する』(風媒社)
『きしめん紳士が行く』(風媒社)
『ナゴ・ナラ』(アドア出版)
『おもしろ老後生活術』(黎明書房)
『ピカソはやっぱり名古屋人』(アドア出版)
『僕らにできる教育革命』(アドア出版)
『名古屋力 アート編』(ワイズ出版)  
『名古屋力 妖怪篇』(ワイズ出版) 
『妖怪インニューヨーク』(ワイズ出版)等                   

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