詐欺まがいのコジマ商法  日展始まる

「まだ続くコジマの詐欺まがいの商法」

 パソコンが2週間前に壊れた。2年しか経っていないのに。データも全て消滅したから、知り合いのeメールアドレスも消えてしまった。パソコン本体だけはコジマの5年保証があるから助かると思った。2年前、5年保証が付いているから教え子が店長をしているエイデンを裏切って乗り換えたのだった。ところが驚いた。コジマ側が言うのは修理代のまず3万円は払ってもらい、残りは当店で出しましょうということなのだ。修理代が3万円以下なら保証は使えず実費を払う、3万円から8万円までなら3万円でいいというのだ。修理なんてこの時代、3万円あれば充分で、それを超えたら買ったほうが安上がりになるものがほとんどのはずだ。実際の修理費は3万円をちょっと超えただけの金額だった。これでは購入する者にとって全然ありがたくない。説明書の中にこの3万円の件は小さな文字で、いく項目かの中に忍ばせてあるのだ。(コピー写真掲載)
 「買っていただくときに説明させていただいたはず」と店長は言うが、歩合制で働く店員が「壊れたらまず3万円は払っていただきます」と言うはずがないではないか。買うときは、研究職でパソコンを離せない娘や妻も同伴して購入したから説明のなかったことは明らかだ。「文句があるならいつでも訴えてください」と言われたがどうすべきですかね。

 まあ、こんな訳でアドレスが全てなくなりました。私にメールをください。
(この2年間、新しいパソコンだからいいと思ってバックアップしていなかったことを後悔しています)
コジマの保証書


「日展が愛知県美術館で始まっている」

 日展には私の中学の先生や後輩たちも出しているから招待状もたくさん届く。ものすごい数の人が入場しているという。僕の仲間や教え子には日展以外の二科展や春陽展、国画展、モダンアート展等に出品している人たちも多い。また芸術は個性で、グループを作ることではないとしてこれらの団体に入らず、一人で世界や日本を目指している芸術家仲間もいる。
 東京芸術大学や愛知県立芸術大学の卒業生を調べると上手でやる気があり、全国的なコンクールで賞など既に得ている者はどこの会にも入らず、フリーで作品を発表している。これらの大学卒で日展に出品した者はこの20~30年間私は聞いたことがない。だから日展出品者の平均年齢は70歳近くで、そのほとんどが50歳ごろから日展の先生について習った女性たちではないだろうか。
 そのこともあってか日展の作家たちは美術仲間ででしゃばることはまずない。態度がでかく目立つのは在野の画家たちだ。だが近頃、その二科展や国画展等に出す芸大卒業生もほとんどいなくなってしまった。僕の教えていた名古屋芸術大学のたくさんのゼミ生も、一人だけ春陽展に出しているがそれは彼女の親がその会の会員だからであって、他にはいない。

 1年前の3月、五島列島へ雪舟の研究のため私は旅をした。その折、福岡の美術館へも寄ったら、ちょうど日展が開催されていた。友人との待ち合わせもあり、会場前に2,30分立っていたが入場者はひとりもなかった。切符のもぎりのおばさんも一人で寂しそうだった。日展はここ福岡では死んだ展覧会なのだろう。大阪でも同じようなものだと聞いているが。

 さてここで名古屋独特の美術環境をまとめてみよう。インテリと思っている学者や芸術家ではなく庶民の目で見ると、一番すごい芸術家と映るのは日展作家であろう。日展へのものすごい入場者がそれを物語る。だが一般人でも少し絵をかじってインテリ化すると、二科展や国画展等の在野展が好きになるようだ。この在野展の作家たちは日展作家を創造性のない、金と庶民におもねる画家たちとバカにする。全国に知れ渡っている作家たち、例えば岡本太郎や岸田劉生、安井曾太郎、梅原竜三郎等思いつく有名画家を挙げてみても全て日展作家ではない。
 私事で恐縮だが、大学入学時は何もわからず日展的なまともな絵を描いていたが、少し絵が分かる2、3年生になると当然のごとく在野の春陽展的な絵に変わった。(だから在野作家が日展作家を下に見る思考も私には理解できる。)だが2,3年後ニューヨークの選抜日本人14人の作家展に選ばれ、世界の状況を知ると、在野展の在り方にも疑問を覚え、脱退した。

日展パンフ
 今日、世界的に有名な作家たち、例えば村上隆、奈良美智、草間弥生、川俣正、吉原治良等は誰も在野展には所属していない。芸大生はこれらの動きに詳しいから、フリーの作家である彼らは在野展の画家を軽蔑している。
 日展の新聞でのコマーシャルを見ながらこんなことを考えてしまつた。だがこの様な主旨の文を、すでに50年前に私が書いた気がする。今でも通用するのはそれだけ名古屋の文化が進んでいない証拠なのか。こんなこともあり、愛知県知事が現代美術の「あいちトリエンナーレ」展を持ってくる気になったのだろう。
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プロフィール

絵描きの山彊

Author:絵描きの山彊
山田彊一プロフィール
1964「ニューヨーク,日本人アーティスト14人展(最年少で選抜される。脇田和氏らと) 
1967 第6回シェル美術展(佳作賞)
1981 第3回中日美術展(大賞)
1982 第4回エンバ美術賞展(優秀賞)
1983 第5回宇部絵画トリエンナーレ展(優秀賞)
1984 第5回大阪現代版画コンクール展(優秀賞)
1985 第1回和歌山版画ビエンナーレ展(大賞)
1986 第2回IBM絵画コンクール(大賞)
1989 第11回エンバ美術賞展(準大賞)
1995 第1回中国・北京現代展(優秀賞)
1997 第8回大阪トリエンナーレ展(特別賞)
<著書>
『そして地獄・そして芸術』(ギャラリー安里)
『中学が爆発する』(風媒社)
『きしめん紳士が行く』(風媒社)
『ナゴ・ナラ』(アドア出版)
『おもしろ老後生活術』(黎明書房)
『ピカソはやっぱり名古屋人』(アドア出版)
『僕らにできる教育革命』(アドア出版)
『名古屋力 アート編』(ワイズ出版)  
『名古屋力 妖怪篇』(ワイズ出版) 
『妖怪インニューヨーク』(ワイズ出版)等                   

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